Googleビジネスプロフィールが停止された場合の対処法とは?2024年3月から大幅に変更

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GoogleビジネスプロフィールGoogleマップGoogle検索に載っている、お店や施設の情報をオーナーとして編集・修正できるツールです。集客ツールのひとつとして活用している事業者も多いのではないでしょうか。

Google側が定めるガイドラインに抵触してしまうと、アカウントが停止されることがあります。これまではガイドラインに抵触した箇所を修正し、アカウントの回復申請をすることで対処できましたが、2024年3月ごろからプロセスだけでなく使用するツールなども大幅に変更されました。

この記事ではGoogleビジネスプロフィールのアカウントがペナルティにより停止・無効とされた場合の新たな対処法について紹介します。

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Googleビジネスプロフィールとは

Google飲食店の名前や会社名を検索すると、検索結果画面の右側に企業・店舗の基本情報・写真・地図が表示されます。Googleビジネスプロフィールは、その情報を登録・管理できるサービスです。

新規でビジネスを立ち上げる際にホームページを作成し、Googleの検索結果に表示されるように設定するには時間も費用もかかります。しかしGoogleビジネスプロフィールを利用すれば、Googleの検索結果に無料で最新のビジネス情報を掲載することが可能です。

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Googleビジネスプロフィールのアカウントが停止された場合の対処法

Googleビジネスプロフィールガイドラインに抵触するとペナルティを受け、停止・無効とされてしまうことがあります。これまでは以下の方法で対処できました。

  • ガイドラインに抵触した箇所を修正
  • アカウントの回復申請

申請後2~3週間程度で審査が完了し、問題がなければアカウントが復活して通常通りにGoogleビジネスプロフィールの運用が可能になりました。

しかし2024年3月ごろからプロセスが大きく変わりました。そのプロセスを紹介します。

手順1:違反内容が記されたメールを確認

Googleビジネスプロフィールガイドラインに違反してアカウントが停止、または無効とされると、登録しているアドレスに「ビジネスプロフィールが停止されました」「ビジネスプロフィールが無効になりました」と題したメールが送られてきます。

アカウントが停止された理由(違反内容)がメールに記されているので、該当箇所を確認して修正します。違反内容が分からない場合は、再度「Googleに掲載するローカルビジネス情報のガイドライン」を確認するようにしてください。

これまでアカウントが停止されても、Googleから送信されるメールには具体的な違反内容は記されておらず、停止された理由が分かりませんでした。その結果、ガイドラインに違反している項目を自身で目星をつけて修正し、回復申請をする必要がありました。

今回のアップデートにより、違反内容がある程度具体的に提示されるようになり、停止や無効化された場合に対処しやすくなった点はメリットといえるでしょう。

手順2:「再審査請求」ツールから再審査請求

違反内容を修正してガイドラインに従っていることを確認したら、再審査請求ツールから再審査請求をします。再審査請求ツールで候補に出てこないなどの場合はGoogleに問い合わせてください。 ただし、再審査請求を行う前提条件としてビジネスプロフィールの「Googleに掲載するローカルビジネス情報のガイドライン」に準拠していることが必須となります。こちらを満たしているか先に確認してください。

再審査請求をする際は証拠となる書類が重要なポイントとなります。再審請求を送信した後に、そのビジネスが実在し、現在営業中であることが証明できる書類を添付して送信するようにしてください。証拠書類を添付するには、証拠書類のフォームを開いてから 60分以内に送信する必要があります。なお、証拠書類フォームを開いてから60分以内に証拠書類を送信しなかった場合、証拠書類を送信することはできません。ご注意ください。

従来は「回復リクエスト」のフォームから申請していましたが、こちらのフォームは今回の変更によって使用できず、ヘルプページに遷移する仕様になっています。注意してください。

手順3:結果を確認する

再審査請求を行った後は、再審査請求ツール上でステータスを確認できます。ステータスは以下の5パターンです。

  • 送信済み
  • 承認済み
  • 不承認
  • 再審査を請求できません
  • 再審査請求可能

また、再審査請求後はGoogleから該当のアカウントに対し、結果が記されたメールが届きます(※数営業日〜最長で1か月程度かかる場合もあるようです)。承認された場合は「再審査請求は承認されました」と、不承認の場合は承認されない理由が記載されたメールが届きます。

不承認(拒否)の場合は、再審査請求管理フォームを確認し、「拒否された再審査請求の追加審査をリクエスト」を提出します。その後、数営業日〜最長で1か月程度で審査の結果が届きます。提出の際は証拠書類の貼付を行うことが重要です。再審査請求ツールから証拠書類を送っている場合は、それ以外の証拠書類が重要になります。

これまでは一度回復リクエストをして申請が通らなかった場合、その後、回復するのはほぼ不可能に近い状態でした。今回の変更で追加審査を請求できるようになった点は大きな利点といえるでしょう。

ガイドラインに沿ってGoogleビジネスプロフィールを利用しましょう

Googleビジネスプロフィールを運営する際は、アカウントの停止を防ぐためにもガイドラインに沿った利用が大切です。アカウントを取得した際はもちろん、情報の更新など日々の運営のなかで改めてガイドラインを読み直すことも有効です。

不適切な運用はGoogleだけでなくユーザーからの信頼を失うおそれもあります。店舗集客を効率的に行っていくためにも、適切な運用をしていきましょう。

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この記事の筆者

口コミラボ編集部

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